お葬式の話②
本日は先日最後に話した「家族葬」と「直葬」の話をしたいと思います。
家族葬とは…
最近目にするキーワードで「家族葬」って言葉よく聞きますし、目にします。
実際「家族葬」って言葉の方が先行してまして、実はやってることが同じなお葬式をよく目にします。
例えば…
お客様 「家族葬でお願いします」
私 「分かりました」
私 「では一般の方達の対応どうしましょうか?」
お客様 「えーと、自治会の人は通知しないと…」
お客様 「後あの人の友人も呼ばなきゃ…」
お客様 「あっ会社の人来ちゃうわね…」
私 「えーと....(普通の葬式じゃないですか?。。。)」
最近コロナの関係で少なくなっては来てますが。本当にあった話です。
実際コロナの前までは「家族葬」=「安く」お葬式ができるプランって認識がありました。(注・私の地域の話です)
まぁ「安く」お葬式出来るのは本当の事なんですが…
本来「家族葬」の定義は字のごとく家族の方だけでお葬式したいとか、やむを得ない事情で家族だけで故人様をお送りしたいのが本来の話だと思うんですが、そこに近所とか第三者が入るとそれは普通の葬式「一般葬」ってなると思います。
ただこの「一般葬」、葬儀社各位によると多額の金額になる所もあるので、「家族葬」と伝えて安く済ませたいと思うお客様の気持ちもわかる気がします。
なので前回話した、葬儀社選びが重要になります。
直葬とは…
ここ2、3年よく目にしだしたキーワードだと思います。
私的に何故かこんなに流行るのか理解ができないんですが…
私的に大事な人達の、お葬式は直葬とかはしてほしくありません。(注・やむを得ない事情の場合は除く。例えばコロナになってとか…)
何故かと言うと直葬の場合、寺院関係は呼ばないでお葬式するのが主流です。
そういうと「費用が抑えられていいじゃん」とか色々話される方が多いのですが…
私は「少し冷静になってください」と伝えます。
何故か…
- お骨の問題
- 位牌・お墓の問題
- 自分達の子供の問題
こいうのをクリアした人達が直葬をしてもいいと私は思います。
まず1つ目お骨の問題…
寺院関係に話してないと納骨の時に困る事になります。
何故かというと、お墓とかをその寺院関係が管理運営してる場合納骨させてもらえない時があります。
後、散骨も問題があります。
基本どこでも撒けばいいじゃんって思うかもしれませんが…
ばれると事件になりますし、土地の持ち主に怒られちゃいます。
次は位牌の問題…
それは、連れ添いが先に亡くなられてた場合、似たような名前にならない事と
お墓に名前彫る時に困る事になります。
最後に自分達の子供の問題…
私も小さい頃は大嫌いでしたお墓詣り…
でも、親となり子供達ができて凄い大事な行事だと思うようになりました。
何故かというと、自分が生まれてきたルーツを知る事が出来るからです。
お墓で無くてもいいんです納骨堂とかにお骨がある事でそこに存在した事を認識できるわけです。
この3つがクリア出来て初めて直葬を検討されてみてはいかがでしょうか?
まぁ私は直葬をするならお骨は拾わなくていいと思います。
まとめ
長いこと色々話しましたが実際の所何がいいたいかというと、こう言う事を気軽に相談できる葬儀社を慌てず探しておくことが大事だと思います。
次は、お葬式の流れをお話したいと思います。