お葬式の話
私は自他共に認める無神論者であり、三日坊主の達人である…
「いやいや…」 「自慢にならんでしょ」
こんな私が何故か葬儀屋に勤めてもうすぐ20年が来るので少し
今日は葬式の話をしょうと思います。
よくある質問
多分よくある質問の1つに
「費用は?」「幾らかかるんですか?」
皆さんこういう不安が大きいと思います。
私の答えとしては…
「費用はかけようと思うと幾らでもかかりますし…」
「費用をかけようと思わなければかかりませんよ」
って答えになりますね。
では正直な話、何故葬儀にお金をかけるのか…?
多分それは、「親の葬式なのに粗末にして…」とか「あそこの家は幾らでしたよ…」
とか親戚・近所の方に言われたくない見栄の部分と、人生一度しかない式を失敗しないように「信頼・安心」を買うために費用を捻出してるんだと思います。
じゃ幾らなら満足いく葬儀ができるのだろうか?
「正直私にも分かりません」
「わからないんかーい」
何故かと言うと葬儀社によって費用面は違うし、地域によっても違うので一概に幾らとは言えないと思います。ただ私が住んでる地域の相場はだいたい100~150万以内だと思います。(令和3年現在)
これは、食事も含んでの金額ですが、寺院関係のお布施(お礼)は含んでいない金額になります。
これ見た人でも「高い」とか「安い」とか思う人が居ると思います。
それが地域差なのです。
正直金額に不安であれば各葬儀社で見積もりを取って、相場を聞いて見比べてみることをお勧めしたいと思います。
いやいや、大事な人の死に際にそんな余裕無いし、どうしたらいいのかもわからない。
正直わからないまま終わって、請求書を見て目が覚めたって言う話はよく聞きます…
実際私的には、憤慨する話ですが…
本当に、よく聞きます。
まとめ
こんなことにならないよう事前に、相談できる環境づくりをおすすめしたいと思います。
「いやいや」 「無理だって」
良いんですよ、困るのは残されたあなたたちです。
正直今はいいアイテムがあると思います。
例えばエンディングノートとか言う道具です。
正直高いノート買わなくても普通の大学ノートで良いんです…
それに保険の事とか銀行の事とか友人とか後写真とか…
冗談っぽく話しながら聞いてみてもいいし「書いといてね」でもいいと思います。
もしかすると、「こんな葬式したい」とか「あの人呼んでね」とか考えてるかもしれないじゃないですか?
知ると知らないとでは気持ちが違いますし同じ使うお金も意味が変わると思います。
正直お節介かもしれませんが大事な人の葬式を後悔して欲しくないんです。
今日は葬式の話をしちゃいました。
最近であれば「家族葬」・「直葬」とかよく目にする機会が多いと思います。
次回はこのあたりの事をお話ししたいと思います。